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女人高野 “室生寺”

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室生寺
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‘08.11/19

室生寺

■名称  大本山 室生寺(むろうじ)
■安置仏像  釈迦如来/十一面観音/他
■住所  奈良県宇陀市室生区室生3
■ tel     0745-93-2003
■ 拝観料  600円
■ 駐車場  有
■ 交通  近鉄大阪線 室生口大野駅より奈良交通バス室生寺行き約15分

■ 見どころ

桜井から国道165号線を東へ走ると、室生ダムを過ぎた
大野から室生川沿いに上ると室生寺があります。

奥深い山に囲まれた室生の地は、太古の火山活動にて
形成された室生火山帯の中心地。
古くから神聖な場所とされていました。

川沿いの傾斜地に張り付いたように建ち並ぶように、
お堂や塔が建っており、ここ室生寺は昔から女性の
参詣を許したことから「女人高野」と呼ばれています。

室生寺

室生川にかかる真っ赤な欄干の太鼓橋を越えると、
大きな杉木立の立つ寺内へ入ります。

室生寺は寺伝よると天武10年(681)、天武天皇の願いで
役の行者小角が創建し、後に弘法大師によって真言宗の
道場になったとされています。

室生寺山門

入口仁王門を潜るとバン字池があります。

室生寺

そして、その隣にある鎧坂を登ると
正面に金堂が見えてきます。

室生寺金堂

次第に建物が出現するように考えられているような
配置にしているようで、憎い演出です。

室生寺金堂

金堂は間口五間の単層寄棟杮葺き。(平安時代/国宝)

左にある階段を上り、欄干を回ると建物の内陣には
正面仏様が五体。その中心に御本尊である釈迦如来(国宝)。
左右に薬師如来、地蔵菩薩(重文)、文殊菩薩(重文)、
十一面観音(国宝)が。
その前に運慶作といわれる十二神将が並べられています。

人気のある十一面観音様は、少し伏し目がちで優しさに
あふれています。

金堂の左側には弥勒堂(鎌倉時代/重文)があります。

室生寺願朝堂

弥勒堂には有名な釈迦如来座像(国宝)があります。

お堂の右奥に白熱灯の光に照らされ、ふっくらした
美男子のお釈迦様がそこにいました。
(本尊は中央の弥勒菩薩)

金堂横の階段を上ると、本堂が右手に見えてきます。
本堂(灌頂堂/国宝)は、真言密教で最も大切な灌頂を
行うお堂です。(鎌倉時代/国宝)
現在は改修中ということで、建物全体を伺うことは
出来ませんでした。

室生寺本堂

この左手の石段を更に登ってゆくと有名な五重塔が
現れてきます。

五重塔(平安時代/国宝)は、高さ16mということで、
屋外にある五重塔としては最小のものらしい。

室生寺五重塔

小さい塔としての私の記憶では、岡寺の三重塔を
思い出します。

この塔も柱間の寸法がコンパクトで見るからに
かわいらしい塔でした。

この五重塔は平成十年の台風で、杉の巨木が倒れ
西北側の一層から五層までの庇の一部を破壊した。
その悲惨な五重塔の映像が日本全国に放映された時、
瞬く間に全国からカンパが集まり修復が出来たと
聞きます。

室生寺五重塔

さて、ここ室生寺には石段がたくさんあります。
一説によると700段あると聞きました。

以前まで室生寺に伺って、ここまでで引き返して
いました。 というより、この上があるとは思って
いなかったのです。

実はここからが残り400段、本番が待っていたのです。

室生寺

無明橋を渡り、巨木の杉林の間にある急な石段を
息を切らせながらひたすら登ってゆきます。

室生寺

何度かの休憩の後、木立の隙間に建物らしき柱が
見え隠れしてきます。
よく見るとその建物には舞台らしき場所があるようです。

室生寺

この石段を登り切ると・・・そこは奥の院でした。

石段から見えていた建物は、位牌堂。
その向かいに御影堂(鎌倉時代/重文)があります。

室生寺位牌堂

御影堂の舞台からの景色はすばらしく、室生寺近辺の
村の様子を伺うことができます。

室生寺位牌堂

そして御影堂は三間間口の単層方形。

弘法大師42才の像を安置しています。
(見ることはできませんでした)

屋根を見て驚きました。
瓦ではなく、木で出来ていました。(厚板段葺き)

頂上には法輪ではなく、石造りの露盤が置かれています。
大変珍しい造りを見ました。

室生寺御影堂

室生寺御影堂

この700段の石段を登り終えて、やっと初めて室生寺へ
伺ったのだと実感しました。

室生寺を出て、室生川沿いを更に登ると、龍穴神社が
あります。

龍穴神社

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