例えば四角い土地だとします。
道路面の2点、奥の2点は必ず購入時に確認しておくべきです。
確認方法は、現地の境界部分にシルバーの矢印プレートかコンクリートの十字杭で
表記されたものをご自身で確認してください。
その際、敷地の測量図(隣地所有者の承認印のあるものが良い)があるとベストです。
中を確認して4点がきちんと距離とともに表記あれば満点です。
表題はこれが無い場合ですね。
隣地立会いのポイントが無いわけで、貴方が後からここへ来る訳なので隣地の所有者と
立ち会うとかなりの不利を覚悟していただくことになるでしょう。
「以前こういった話だった。」
「ここで以前決めたはずだ」
「うちの庇の先が境界だ」などと 一方的な話で境界を押されてしまうケースがほとんどで、
登記上の面積を確保することは難しいでしょう。
たとえそれであったとしても、購入前にポイントを確定しておいて欲しいと思います。
後から改めてポイント立会いを求めることは非常に難しく、また、年月が経つと所有者の
死亡などで権利者が多くなったりすると、権利者全員の承認を得ることが更に出来なく
なってしまいます。
大切なことは、将来に向けて隣地ともめることの無いように、購入時のタイミングで
境界のポイントを画定してください。
それが今後のトラブル回避になるのですから。