北側が近鉄線、南側がJR線という二つの顔を持つ”近鉄・JR桜井駅”
桜井駅は、近鉄大阪線大和八木駅から東向きへ3つ目が桜井駅です。
桜井市と言えば、弥生時代や古墳時代のの古墳が数多くあり、
纏向遺跡や三輪大社など古代からの歴史を持つ奈良県の中でも
有数の町です。
JRと近鉄の二つの顔を持つ駅の近くには桜井市役所がある。
JR桜井線と近鉄大阪線は、高田から東へ東西に並行して走っており、
東の終端の桜井駅で接続されます。
この先、近鉄線は東の名古屋へ向き、JR線は北へルートを分かちます。
駅を過ぎたところで近鉄線とJR線が交差するのを見ることが出来ます。
近鉄桜井駅の1日の乗車人員は、17.374人/日(2012調べ)
ダイヤは通常は特急以外の全ての一般列車が停車する。
また、年末年始の年越しダイヤでは大阪方面の特急が数本臨時停車する。
JR桜井駅の1日の乗車人員は、2.122人/日(2012調べ)
単線である事もあり、日中は1時間あたり奈良駅 – 当駅間が2本、
桜井駅 – 高田駅間は1本となっている。
駅の構造は、北側が近鉄線、南側がJRの乗り入れがあり、それぞれ
近鉄桜井駅、JR桜井駅として駅舎の看板が立っています。
駅北側。 駅舎には近鉄桜井駅と書かれています。
駅南側。 駅舎にはJR桜井駅と書かれています。
駅近辺の全体図です
駅の構成は、北側と南側にそれぞれロータリーがあり、駅中の跨線橋
によって接続されています。
以前は改札口を通らずに乗り入れが出来ていたようですが、現在は
接続されていますが、あくまで改札をでて跨線橋を渡り別の改札を通ると
言う形になっています。
ではまず南側のロータリーから。
南側は近鉄の乗り入れ側です。
ロータリーの様子
とっても広いロータリーで、この中に古墳のモニュメントがありました。
桜井市らしいです。
近鉄桜井駅の改札
近鉄路線図
改札の横には、桜井の観光案内所があります。
階段(エスカレーター併設)を登り、跨線橋を渡ると駅南側の
JR桜井駅の改札へと到着します。
JR時刻表
ここを通り抜け、南側の出口へと向かいます。
山の辺の道、大神神社、長谷寺、安部文殊院、少林寺、
そして紅葉で有名な談山神社と桜井には見どころが沢山
ありますね。
南側のロータリーに着きました。
階段を下りるとコンビニエンスストアーもあります。
明日香方面のバス乗り場もありました。
ここから明日香へも行けるのですね。
ロータリーに面してエルト桜井があります。
以前は賑わっていたのを覚えていますが、今は店舗側は
閉鎖している様に見えました。
ご近所の老舗の喫茶店で美味しいコーヒーを頂いて、帰りました。
2017_9 / 浅野勝義