鹿がお出迎えの “近鉄奈良駅”
コンコース
改札廻り
現在、興福寺の中金堂落慶の案内が出ています。
落慶法要は平成30年10月7-11日。
トップで書かせていただきました、奈良県下で唯一、駅を降りてすぐに
鹿と出会うことのできる駅がこの近鉄奈良駅です。
奈良と言えば鹿がどこでもいると思ってられる方が多いですが、奈良の鹿は
行動範囲が広いものの奈良公園から若草山を中心に活動しており、鹿に出会える
駅はここ奈良駅だけといってよいと思います。
(まれに遠くへ出かけるものもいるようですが)
駅を上がり、興福寺・東大寺方面(東)へ道を1~2分歩けばすぐそこには
奈良の鹿たちと出会うことができます。
そこは興福寺の中で、奈良公園内になるわけですが、ここにはあちこちに
鹿たちがシカセンベイを求めてたむろしています。
シカセンベイをねだっているもの、道路を横切っているもの、座り込んでいるもの。
奈良公園内には鹿がたくさんいることに気づくでしょうね。
さて、話がそれました。
近鉄奈良駅
開業は大正3年。
開業時は地上駅でしたが、昭和44年に地下へ移設・開業されました。
ホームは4面4線で、奈良県内で唯一の地下駅。
開業当時(大正3年)は、奈良駅として仮駅で開業しており、
昭和3年に大軌奈良駅と改称。
昭和16年に関急奈良駅に改称。
調和19年に近畿日本奈良駅に。
昭和44年に地下化。
昭和45年に近鉄奈良駅に改称。
現在に至る
近鉄奈良駅は、近鉄奈良線の終着駅で、1日の乗降人数は県下第1番の54.727人/日と
なっています。(2015調べ)
学園前駅と競り合って勝っていますので、何とか王者の貫禄を保っています。
駅の路線図です。
奈良線の終点になります。
停車する電車は、特急を含むすべて、になります。
駅の時刻表
急行・特急の本数がとっても多い事に驚きますね。
近鉄奈良駅の全体図です。
このマップで駅の概要が分かりますでしょうか。
駅全体の構成は、特にコンコースが広く、この中に駅中ショッピングモール
『Time’s Place 奈良』 として14店舗が入っています
Time’s Place 奈良
駅ビルの奈良近鉄ビルは2009年に全面改装されて、1階には
奈良市観光協会が運営する「近鉄奈良駅総合観光案内所」があります。
1階東出口前にはテレビにも度々でる噴水前広場があります。
ここを出て、東大寺や興福寺、春日大社へはこちらを東に歩けばすぐ。
噴水前広場を南に折れると、アーケードのある東向き商店街へと進みます。
ここを通り抜けると、西はJR奈良駅、南はもちいど商店街、東は猿沢の池へと
繋がっています。
この周辺は、休日に限らずとっても賑わっている地域です。
駅西側のロータリー。
バス・タクシーの乗り場が集中しています。
以前地上に駅があった際の駅構内になりますね。
さて東向きへは、
興福寺・東大寺・春日大社・奈良県庁への道です。
途中で鹿たちと出逢う事になるでしょう。
是非、挨拶をする鹿たちにシカセンベイをあげて下さい。
歓迎してくれると思いますよ。
2017_8_31