当社の特徴
当社は100件以上の設計監理の実績を持つ[一級建築士事務所]ですので、
- 不動産取引において、住まい手側の専門家として条件交渉を行います。
- 土地や建物の調査に強みがあり、リスクもわかりやすくご説明します。
- 既存住宅のリノベーションをご検討中の方には、快適な住まいのためのプランニングアドバイスを行うことができます。
当社のサポート業務について説明します
- 買主の望む住まいを見つけるための聞き取り(コンサルティング)を行います
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当社では、買主の住宅に関する夢や実現したいことを丁寧にヒアリングし、物件探しの具体的な条件や要望を明確にします。資金計画の立案も含め、物件探しの予算の算定と、気に入った物件が見つかった際の手順についても説明とともにサポートします。
- 買主それぞれについて資金計画書を立案します
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各買主に合わせた資金計画書を作成します。予算組では資金と支出に分けられ、資金は自己資金と住宅ローンで構成され、支出は物件費用、諸費用、建築工事費用で分けられます。詳しい予算計画によって、建築費や改修費の高騰を考慮したアドバイスを提供します。
- 買主が気に入った物件の敷地調査を広範囲から分析し、その敷地の問題点や将来的なリスクを伝えます
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買主が選んだ物件に関して、敷地の水害リスクや土砂災害警戒区域、地形や地盤の状態、活断層の位置などを広範囲にわたって調査します。また、建て替えの可能性、法律的な制限、道路の状況、権利関係についても調べ、将来のリスクを評価します。必要に応じて(オプションにて)地積測量図の確認や敷地周りの所有者の調査など、詳細な調査も行います。
- 敷地内の既存擁壁の安全性判断
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隣家との高低差がある場合、その段差を支える擁壁等の安全性を確認します。また、擁壁のない傾斜地は崖条例が適用される可能性があります。これらの確認は建築士が現地で行い、必要に応じて特定行政庁に確認します。購入予定の物件に高低差のある擁壁がある場合は、一級建築士として調査を行った上、安全であるかを確認します。
- 物件費用以外にかかる費用の算出
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物件購入時に必要な給水メーターの設置、下水本管への接続工事、土地造成などの追加費用を含めた総コストの算出を行います。また、敷地と道路の間に水路がある場合、水路専用許可と通路橋の設置が必要です。必要な工事や申請について事前に調査し、概算をアドバイスします。
- 既存住宅のコンディションを知るために、目視による住宅診断を行う
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既存住宅を検討する場合、目に見えない問題が後に大きな費用となって現れることがあります。そのため、購入前には建物の構造的な健全性、内外装の状態、設備の機能などを把握するために一級建築士による住宅診断が不可欠です。これにより、雨漏りや床下の湿気、基礎のひび割れなど、見落としがちな重大な欠陥を事前に発見することができます。当社では、経験と知識を活かして詳細な建物調査を実施し、潜在的なリスクを明らかにします。
- 不動産を購入後、建物の新築やリノベーションについてのアドバイスを行います
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当社は、不動産仲介契約期間中および物件購入に至る期間中、新築やリノベーションに関するアドバイスを提供します。これには敷地の潜在的な建築規模、建物の配置、既存建物の改修に関する相談も含まれます。(設計契約は必要ありません)
- 不動産取引の重要事項の分かりやすい説明
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不動産売買に際して重要事項説明が行われる際、内容が理解し辛いものでしょう。当社は宅建士の行う重要事項説明を明確にし、買主が理解しやすいように、重要なポイントについて分かりやすく説明します。
- 資金計画に適した住宅ローンの種類とアドバイス
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買主の目的に合わせた最適な住宅ローンの選定をサポートします。土地購入、新築建築、中古住宅の改修など、目的に応じた住宅ローンの選択肢を提供し、それぞれの資金計画に合わせた最良のアドバイスを行います。
買主側にも不動産の専門家は必要です
買主側にも、住まい手のことを第一に考える専門家が必要です
不動産市場では、一つしかない商品(物件)をお持ちの売主が優位されます。
買主側はその物件を気に入ってしまうと、急いで購入を検討しがちです。
「無くなってしまうかもしれない」という焦る気持ちは理解できますが、買主にとっては、希望や予算に合う物件の正確な情報や建物の状態をしっかり確認し、慎重に検討した上で購入を決断することが非常に重要です。
これを知らずに購入すると、思わぬトラブルや追加の修繕費用が発生する可能性があり、精神的な負担も大きくなります。
そうしたリスクを避けるためにも、冷静に情報を集め、慎重に判断することが大切です。
物件の情報不足を例にあげると、敷地境界ポイントがあげられます。 買主にお聞きすると「詳しいことは知らない」と答えられました。契約時に不動産業者からしっかりと聞いているはずと話しましても、「覚えていない」(もしくは理解していない)という返事が返ってきました。例にあげた境界ポイントなどはとても大切です。しかしそれすら理解せずに購入されたということです。私が確認した際は、境界ピンは測量図に記載されている位置には確認できませんでした。
こういった重要な事項は、不動産売買契約の重要事項説明書に、物件の情報として詳しく書かれています。しかし、残念なことに、この内容を買主に理解できるように不動産会社の宅建士が説明していないのも事実です。そして、中古住宅においては、大切な建物の状態についての説明は殆どありません。実際、買主はその建物がどんな状態であるかを現地で「見ただけ」で購入しているのです。これは、トラブルを抱えたまま購入していることと同じです。
住まい手さんから、「買った時は良質な中古住宅だと思っていたけど、後でこんなに費用がかかるとは思わなかった」と話されていました。
実際、中古住宅は新築住宅と比べ住宅性能が劣っているため、改修費用に多額の費用が必要になる場合があります。特に、断熱・気密性については十分な性能を備えているわけではないため、改修にとても費用がかかります。また、一見良質に見えても、耐震性が不足しているため、耐震補強などの工事が必要になることが多くあります。
仲介業者や宅地建物取引士は、建物についての専門家ではありませんから、詳しい説明もできないわけです。
もし貴方が建物の状況を調査したアドバイスを受ければ、購入の判断は変わっていたでしょうか?
少なくとも状況とリスクを理解して購入の判断をしていたはずですし、問題があるのであればそれを解決するための費用を価格交渉に使えたかもしれません。それに改修のポイントや概算も知ることができたでしょう。
土地・中古住宅購入までのステップ
当社では、買主様に物件探しをご自身で行っていただくことになっています。不動産情報サイトや現地の看板などで、気になる物件が見つかった場合は、その掲載業者に直接連絡するのではなく、当社までご連絡ください。
物件価格の3.3%+6.6万円
注意事項
- 気になる物件を売主業者に問い合わせても、囲い込み等で物件の情報を意図的に外部(他の不動産業者)へ出さない不動産業者の場合は、当社では仲介できません。
- また、売主と専任媒介契約であるにも関わらずレインズに掲載しない不動産業者である場合も、当社では仲介できません。
- 購入申込書の提出後、売主から了解の回答が得られれば、売買契約へと進みます。
- 但し、価格交渉が含まれる場合やその他売主への交渉事項がある場合には、その回答に対する解決がなされてから、合意の上で売買契約となります。
- 価格交渉は行いますが、実現するには無理な交渉だと判断した場合は行いません。
Q1 他の不動産会社から紹介された物件ですが、貴社で不動産仲介は可能ですか?
A1 他の不動産会社から紹介された物件の場合、それは不可能です。直接インターネットなどに掲載している不動産会社に問い合わせるのではなく、当社を通して物件資料を取り寄せることが必要になります。
Q2 不動産仲介業務のみ依頼することは可能でしょうか?
A2 当社の基本方針として物件調査後、不動産仲介業務を承ります。
Q3 ポストに入っているチラシや、インターネット(suumoやathome等)に掲載されている物件での取り扱いは可能ですか?
A3 はい、お調べいたします。物件によっては購入可能な物件と購入不可能な物件(囲い込み物件)がありますが、購入可能な物件であれば当社から売主業者へ確認を取り、仲介できるように交渉いたします。
Q4 安心して購入できる物件を探しているのですが、貴社で物件探しをしてもらうことはできますか?
A4 基本的には物件は買主様で探していただくことになります。当社が紹介する場合は、すべての物件をチェックし、その中から選んでご紹介することになってしまいます。しかし、それをするための時間が膨大にかかるため、当社からの物件紹介は行っていません。
Q5住み替えで、現在の住まいを売って、新たに古民家を購入したいのですが、売り物件の依頼も可能ですか?
A5 はい、売却も対応させていただきます。レインズ(不動産流通機構)に登録し、売買を促進します。
Q6 売物件の不動産業者が資料を出してくれないことってあるのですか?
A6 はい、あります。囲い込みという方法で、やってはいけない行為ですが、不動産業者が売主と買主の双方から手数料を受け取るために、買主側から問い合わせた不動産業者へ意図的に情報を出さないという行為が実際にあります。その場合、当社が物件の仲介をできないことになります。