住宅建築家として奈良県を拠点に100件以上の設計監理を経験してきました。このスキルや知識を、土地や中古住宅の不動産購入でお悩みの方に、敷地の条件や建物のコンディションを充分理解し、購入の判断ができるようサポートをしています。
資格
- 1級建築士
- 宅地建物取引士
- 2級ファイナンシャルプランニング技能士
- 木造耐震改修技術者/木造耐震診断資格者
- 奈良まほろばソムリエ検定 奈良通2級
私は建築家としてこれまでの長い経験の中で、新築はもちろん、中古住宅や古民家の改修やリノベーションにも多く関わってきました。また、長い経験から得た知識を買主の為に活かしたいと不動産エージェントとしても活動しています。この業務の延長として不動産の物件チェックや住宅診断、売買の仲介も手がけています。
中古住宅では、まず既存の建物を丹念に調査し、基礎・土台・柱・梁などの構造体の劣化と、雨漏り、床や壁の傾斜、屋根や外壁の劣化などの状態を見極めます。
私の住宅診断は、改修を行うことを前提としていので、小さな問題は改修時に修繕が可能なためチェックのみとし、重要なポイント、特に建物全体の痛み度合いや傾斜、雨漏りで修繕に大きな費用がかかる部分には細心の注意を払っています。
実際の改修現場では、解体しながら予測部位を確認し、劣化部分に対して改修や補強を行います。この作業には、「設計経験」と「現場経験」の両方が必要とされます。設計だけでは現場の対応や取り合いの処理が理解できず、現場だけでは改修目的が分からないため、全体を把握することが難しいのです。中古住宅の改修・リノベーションは、まさにこの両方の経験が重要な役割を果たします。そのため、中古住宅の改修・リノベーションは、やりがいのある興味深い仕事だと感じています。
物件購入においては、問題がある物件を理解せずに購入してしまわないよう、買主(住まい手)が安心して物件の購入ができるよう、私自身が丁寧な物件チェックを行い不動産購入をサポートします。